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糖尿病学の進歩

2月15日(金)

高松です。JR新幹線+マリンライナーで昼に到着。今日は、日本糖尿病学会の第42回「糖尿病学の進歩」に来ています。昼食を取りながら、その打ち合わせです。

学会発表といえば、演者の論文や症例発表が通例です。しかしながら、今大会の世話役香川大学石田教授の発案で従来の形を打ち破るということで、学会史上初の“参加型セミナー”を私が担当させていただく光栄をいただきました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業協賛セミナーとして、「患者さんの秘められた力を引き出すコーチング」の発表です。

朝8時からチケット取りが始まり、あっという間に無くなったそうです。開場の17時前には、チケットをもらえなかった方々もキャンセル待ちで並ばれたそうです。中には、会場の形が異なり、参加型セミナーとお聞きになられ、ビックリなさり帰られた方もいらっしゃったというほど初の衝撃だったのでしょう・・・。しかし、会場の熱気はムンムンでした。

まず、30分ほど「コーチングとは」の話をして、「糖尿病患者さんの指導場面に活かすコーチングスキル」の紹介です。一つ目は、指導場面にはティーチングとコーチングの使い分けを行うこと、二つ目は、患者さんとの双方向コミュニケーションを考える、三つ目は、医療者は聞くこと・共感するというスキルは高いので、プラスして「視点を変える」というスキルを実習やディスカッションを含めて行いました。

そして、患者さんに対するデモ・コーチングです。お一人目は会場の参加者の方に、『2型患者さんにSMBGを勧める』ということをコーチングを活用して行っていただきました。二人目は『1型患者さんで、最近仕事が忙しくSMBGをやっていない。今の気持ちを引き出して、1歩踏み出そう!』を、私がデモを行いました。私は、患者さんの話を聞く・共感する・問題を特定する・測定結果が良い悪いのをみるのではなく、今何が起こっているかを一緒に考えるというスタイルで行いました。少しずつ患者さんが自分の気持ちを話してくれました。

よく考えてみれば、100数十人の医療者の方を前に、それも糖尿病のプロの方々に私がデモンストレーションをみせるというのは、無謀というか、怖いもの知らずと言えば怖いもの知らずですよね・・・。後から考えれば、あつかましくもよくやりましたねぇ~!!皆さんの評価には怖いものがありますが・・・。

何とか2時間のセミナーを終えて控え室にいると、以前座長を務めていただいた東京大学病院の大橋先生が訪ねてくださいました。大橋先生に「野津さん、東大病院で外来患者さんの話を聞いてくださいよ」と言われたことが、痛く嬉しく思いました。

これで終わりではなく、これからタクシーで高松から高知に移動です。強風で更には、途中の山越えで雪が降る中を1時間40分ほどのドライブとなりました。

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